
「映画の街」と言われる盛岡市で10月25〜26日、民間による初めての「もりおか座映画祭」が開かれる。多目的ホールと複数の映画館を会場に9作品を上映する。ゲストに俳優の永瀬正敏氏、映画監督の大友啓史氏、脚本家の奥寺佐渡子氏らを招く。
東日本大震災をきっかけに発足した民間の「映画の力プロジェクト」が主体。上映作品には盛岡出身の相米慎二監督(故人)の3本を含む。長瀬・奥寺両氏は相米作品でそれぞれデビューした。
映画祭前後の期間には映画館の外壁を飾った絵看板やポスターなど関連の物品を、市内数カ所の会場に展示する関連イベントも予定する。
映画祭実行委員長の高橋大氏は26日の記者会見で「盛岡の中心街は映画館をもとにできあがった。若い人にも街と映画の魅力を知ってもらうきっかけにしたい」と語った。
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