ドラッグストアに並んだ政府備蓄米=福岡市城南区で2025年6月4日、北山夏帆撮影

 全国農業協同組合連合会(JA全農)が政府備蓄米の販売先について、地域ごとの詳細を発表しました。関東甲信地方が最も多く、全体の36%を占めていました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「政府備蓄米の販売先と流通」を解説します。

Q 備蓄米はどの地域に一番多く販売されたの?

A 関東甲信地方が一番多く、全体の36%にあたる10万6710トンが販売されました。

Q 他の地域はどれくらいだったの?

A 近畿が4万9259トン(17%)、九州が3万3074トン(11%)、東海が2万9318トン(10%)、東北が2万9156トン(10%)、中国・四国が1万9855トン(7%)、北陸が1万5069トン(5%)でした。

Q 最少はどこだったの?

A 北海道が最も少なく、全体の3%で8849トンでした。

Q 全部のお米はもう出荷されたの?

A JA全農は8月末までにコメ卸などに全量を販売しましたが、1・7%にあたる4903トンは出庫が集中したため、まだ倉庫に保管されています。

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