
信金中央金庫四国支店と四国地区信用金庫協会は26日、四国内の信用金庫を招いて情報交換会を開催した。取引先の事業承継や脱炭素支援など業務が拡大しているなか、各信用金庫のノウハウを持ち合わせて事務作業の効率化を目指す。
高松市で開催した情報交換会には四国地区の8つの信用金庫から担当役員や管理職15人が参加した。参加者は信金中央金庫から業務効率化やBPR(業務プロセス改革)に関する説明を受け、預金や店舗運営などについて意見を交わした。
信金中央金庫の佐藤大二郎四国支店長は開会の挨拶で「労働人口の減少や働き方改革により、信用金庫でも職員数や実働時間の減少が見込まれる。取り組むべき施策が増えるなかでより一層の共同化や効率化が求められる」と話した。
信金中央金庫四国支店などは今後も審査業務や人事などの各テーマごとに情報交換会を開催する予定だ。地域金融機関を取り巻く環境が変化するなかで、信用金庫が連携して対応力を高める。

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