
100円ショップの「DAISO(ダイソー)」を手掛ける大創産業は26日、同社初となる公式キャラクター「だいぞう」を披露した。都内最大の売り場面積を誇る「アルカキット錦糸町店」(東京都墨田区)のリニューアルオープンに合わせたもので、同店でぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズ販売も開始した。
ダイソーは2025年2月現在、国内に4625店舗を構えるほか、海外にも積極的に出店しており、北米や南米、アジア、中東など25カ国・地域に1045店舗を展開している。海外でのブランド認知向上に加え、国内外で働く従業員の一体感を醸成するため、24年8月にグループ全従業員からキャラクター案を募集した。
「だいぞう」は、応募のあった392点のキャラクターの中から社内審査で選ばれたが、ブランドイメージとの親和性や親しみやすさ、覚えやすさなどを重視したという。ダイソーのブランドカラーであるピンクをポイントに、鼻としっぽに会社のロゴマークもあしらった。

同社グローバルデザイン課の柳原樹課長は「ダイソーを象徴するキャラクターとして、世界中のお客様に親しんでいただける存在になることを目指したい」と話した。【佐久間一輝】
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