テーブルマークは26日、香川県観音寺市で冷凍うどんの新工場を建設すると発表した。83億円を投じ、2027年10月から稼働する。新工場建設に伴い、同年9月に冷凍うどんの綾上工場(同県綾川町)を閉める。新工場は人工知能(AI)による検査や自動搬送などの導入によって、生産効率の向上や省人化を図る。

新工場の建設予定地は、21年に閉鎖した旧本社工場跡地を活用する。綾上工場で製造している冷凍うどんは、新工場を含む他の工場へ移管する。

テーブルマークは同日、冷凍食品などを製造する国内の完全子会社5社を吸収合併することも発表した。2027年1月から、加ト吉水産(香川県観音寺市)や日本食材加工(宮崎市)などの工場を直営化する。経理や人事といった間接業務の集約などによって生産性向上を図る。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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