DCMホールディングスが26日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の121億円だった。昨年実施したシンジケートローンの手数料がなくなり純利益を押し上げた。昨年に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出て防災用品が伸びた反動もあり、売上高にあたる営業収益は2803億円と3%減った。
既存店売上高は4%減、客数は6%減だった。一方でプロ向けの工具や金物、作業用品の専門店「ホダカ」では梅雨明け以降の猛暑の影響で熱中症対策の小型ファンつき作業服が好調で、既存店売上高は5%増加した。
26年2月期通期の業績予想は据え置いた。営業収益は前期比2%増の5536億円、純利益は14%増の196億円を見込む。
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