カプセルトイ専門店「ガチャマンボウ」を運営するネクサスエンタープライズ(大阪市)が26日、大阪地裁へ自己破産を申請した。申請代理人の弁護士によると申請時点で負債総額は約65億円だが、さらに膨らむ可能性もある。不適切な会計処理にあたる恐れがある過去の書類不備もみつかったという。

ネクサスエンタープライズは2010年の創業で、クレーンゲームやカプセルトイを設置したゲームセンター事業やアミューズメント事業を中心に展開し、服飾雑貨の小売りなども手掛けていた。25年1月に創業者が死去し経営が混乱するなか、3月には金融機関に借入金の返済を猶予するよう求めていた。再建計画の策定にも難航し、9月18日には事業を停止した。

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