
えちごトキめき鉄道(トキ鉄、新潟県上越市)としなの鉄道(長野県上田市)は、観光列車の相互乗り入れを実施する。トキ鉄の観光列車「雪月花」が初めて軽井沢駅(長野県軽井沢町)に乗り入れ、しなの鉄道の「ろくもん」は直江津駅(上越市)まで運行する。特別な食事とともに日ごろは走っていない路線の景色をそれぞれの列車から楽しめるようにし、鉄道利用者の拡大へつなげる。
4年ぶりとなる相互乗り入れは、10月25、26日に実施する。雪月花は25日に軽井沢駅から上越妙高駅(上越市)まで運行する。料金は3万7800円。車内では新潟県糸魚川市の老舗割烹(かっぽう)の和食三段重や長野県産ドリンクを提供する。これに先立ち同日は、上越妙高駅から上田駅(上田市)までも運行する。
しなの鉄道のろくもんは26日午前に上田駅を出発し、直江津駅まで乗り入れる。料金は3万3000円で、食品製造販売のサンクゼールが手掛ける洋食や新潟県産のドリンクを楽しめる。
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