全日本空輸(ANA)は能登半島の魚介類を東京都に空輸する取り組みを10月3日に実施すると発表した。宇出津港(石川県能登町)と蛸島漁港(同県珠洲市)で水揚げされた魚介類を能登空港(同県輪島市)から運ぶ。鮮魚大手の魚力が東京都内で販売する。3月に続く2回目の実施で、地震や豪雨で被災した能登の産品の消費につなげる。

魚力のほか、水産卸のウロコ水産(金沢市)と連携する。空輸された魚介は3日に池袋、渋谷などにある魚力の計3店舗で販売される。3月の取り組みではイワシやサザエなど約15種類、計120キログラムほどを運んだ。ANAの担当者は「今後も復興支援の一環として同様の取り組みを実施していきたい」としている。
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