象印の炊飯器の最上位モデル

象印マホービンが30日発表した2024年12月〜25年8月期の連結決算は、純利益が前年同期比15%減の41億円だった。炊飯器などが好調で増収だったが、前年同期に計上した物流倉庫移転に伴う固定資産売却益の反動が出た。

売上高は3%増の676億円だった。炊飯器の最上位モデルやオーブンレンジなどの調理家電と加湿器が好調で、国内売上高は441億円と10%増えた。営業利益は24%増の55億円だった。販管費が増加したものの、高価格商品の販売が堅調に推移したほか、円安による原材料の輸入コスト上昇分を価格に転嫁し増益となった。

25年11月期通期の連結業績の予想は据え置いた。売上高は前期比3%増の900億円、純利益は26%増の48億円を見込む。

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