エアロKの北九州―清州便の第一便が到着し、歓迎の放水を受けた(30日、北九州空港)

韓国の格安航空会社(LCC)エアロK航空は30日、北九州―韓国・清州(チョンジュ)に定期路線を開設し、第1便が172人を乗せて北九州空港に着陸した。火・木・土曜に週3往復する。北九州空港に新たな国際定期便が就航するのは6年ぶりとなる。

使用機材は180人乗りのA320-200。清州はソウルの南東130キロにあり、韓国のほぼ中央部に位置する。より広域からの訪日客(インバウンド)の集客につながる可能性がある。エアロKはすでに福岡空港など日本の8空港に定期路線を持っており、韓国からのインバウンドの回遊性が高まりそうだ。

エアロKの北九州―清州便の第1便で到着した韓国からのインバウンド(30日、北九州空港)

北九州空港を発着する国際定期路線は韓国ジンエアーの仁川(インチョン)線に加えて2路線となる。北九州空港を拠点とするスターフライヤーも福岡県内と台湾を結ぶ国際定期便を2026年後半に再開する方針だ。北九州空港の2024年度の利用者数は前の年度比2%増の約120万人。このうち国際線は16%増の13万人だった。

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