博報堂は19日、韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMと合弁会社を立ち上げたと発表した。世界にコンテンツ展開してきたCJ ENMのノウハウを生かし、音楽分野でアーティストの育成やコンテンツ開発、生活者データに基づいたマーケティングなどを進める。

合弁会社名は「Chapter-I(チャプターアイ)」。出資比率は非公開としている。

第1弾としてアイドルのオーディション番組を共同制作し、10月にもCJ ENMが運営する韓国の音楽専門チャンネルで放送する。ラップやダンス、プロデュース能力を兼ね備えた世界で活躍するアーティストの発掘を目指すという。

CJ ENMは1995年に設立した韓国のエンタメ大手。ドラマ制作会社「スタジオドラゴン」などを傘下に持ち、K-POPアーティストを多数擁する。

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