
ソフトバンクグループ(SBG)が米医療テック会社と折半出資で設立した合弁会社SBテンパス(東京・港)は1日、遺伝子検査事業を手がけるコニカミノルタの子会社の全株式を取得したと発表した。9月30日付。取得額は明らかにしていない。
コニカミノルタREALM(東京・港)を子会社化した。同社はがん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、患者ごとに適した治療法を見つける「がん遺伝子パネル検査」を手がける。買収によってSBテンパスは子会社を通じて医療機器の製造販売承認を得ている同検査を提供できる。
社名は「GenMine Labs(ジェンマインラブズ)」に変更した。がん遺伝子パネル検査サービスはジェンマインラブズの拠点で継続する。ラボの移転にかかる許認可を取得でき次第、SBテンパスが新設する遺伝子検査ラボに移管する。
SBテンパスは人工知能(AI)を活用した治療法の提案などを手がける米テンパスAIとSBGの合弁会社で、2024年8月に設立された。

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