
鹿児島銀行は1日、スタートアップのLeafea(リーフィ、東京・中央)が開発した福利厚生アプリを取引先向けに提供を始めた。企業が費用を負担し、従業員やその家族が全国10万以上のチェーン店などで割引を受けられる。地方銀行で取引先向けのサービスとしてアプリを導入する動きが相次いでいる。荘内銀行、北都銀行が同日取り扱いを始めた。
鹿児島銀は「ちょいTOKU」という名称で採用した。従業員1人当たり月額550円、990円、1650円の3プランを用意した。従業員は毎月それぞれ200円、500円、1000円相当のポイントを受け取れる。ポイントはコンビニエンスストアやカフェなどで使える。
鹿児島銀は取引先の人材確保を支援するとともに、消費者との接点を増やして預金獲得につなげる。同行のキャッシュレス決済アプリ「Payどん」とも2026年春から連携させる予定だ。
Leafeaによると、信用金庫を含め10以上の金融機関が導入を決めており、年内に提携金融機関がさらに15程度増える予定という。
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