
メディアアーティストの落合陽一氏が代表を務める一般社団法人、計算機と自然(東京・港)は1日、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」の移転資金の調達をクラウドファンディングで始めた。期間は12月19日まで。
仲介サイト、READYFOR(レディーフォー、東京・千代田)を通じて募集する。目標金額は1億円。移転先の具体的な場所などは「現時点では未定」としている。パビリオンをそのまま移転するのではなく、移設する場所に合わせた規模とデザインで再設計する方針。調達した資金は新天地での企画設計費や記録映像の制作費にあてる。
「null²(ヌルヌル)」は落合氏がプロデュースした。会期中は入場枠の当選確率が3%程度と人気が高く、体験できる人が限られていた。

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