
NTT西日本は1日、大阪・関西万博の展示を法人向けに国内各地でも体験できようにすると発表した。名古屋市や福岡市、広島市のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の営業拠点で展示する。顧客に技術への理解を深めてもらい、社会実装につなげる。10月から順次開始し、閉幕後の2026年3月まで実施する。
万博のNTTパビリオンで放映したコンテンツを再構成して展示する。映像と音楽に加え、床の振動をあわせて伝える技術などを体験できる。NTTグループが今後の実用化を目指す次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」についても紹介する。
NTT西日本は「関西以外の遠方の顧客は万博への来場が難しいケースが多く、先進的な取り組みを体験してもらう機会が限られていた。地域に根ざした形で理解促進に取り組む」としている。
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