あいホールディングスが19日発表した2025年6月期の連結決算は、純利益が前の期比36%増の212億円と最高益になった。前期に岩崎通信機を完全子会社化したのに伴い、負ののれんの発生益179億円を特別利益として計上した。
売上高は33%増の661億円、営業利益は10%減の88億円だった。岩崎通信機の完全子会社化が寄与したほか、監視カメラなどセキュリティー機器の事業が好調だった。半面、岩崎通信機とナカヨのM&A(合併・買収)に関する費用が生じ、営業利益を押し下げた。
26年6月期の連結売上高は前期比36%増の900億円、営業利益は20%増の107億円を見込む。特別利益の反動で純利益は52%減の103億円となる見通し。好調な業績を受けて年間配当は10円増の110円を計画する。
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