
アサヒグループホールディングス(GHD)子会社のアサヒユウアス(東京・墨田)は2日、海中の微生物によって分解される素材を使った新ブランド「KAELOOP(カエループ)」を立ち上げたと発表した。まずはタンブラーを同社の電子商取引(EC)サイトやイベントで販売するほか、飲食店にも提案する。
カエループは、植物由来の酢酸セルロース樹脂を100%使用した商品を売りにする。最終的に二酸化炭素と水になるのが特徴で、海洋プラスチックごみ問題などの解決に貢献することを目指す。
タンブラーは抗菌性が高く、割れにくいのが特徴だ。海辺などのアウトドアや野外イベントで使いやすいという。380ミリリットル(1540円)、460ミリリットル(1650円)など4サイズを用意した。
アサヒユウアスは2022年に設立された。大阪・関西万博では大阪府内で作られる農作物の規格外品を原料にしたクラフトビールを販売した。
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