低価格ステーキ店の新規出店で増収確保をめざす

焼肉店チェーンのあみやき亭は3日、2026年3月期の連結純利益が前期比30%減の12億円になりそうだと発表した。増益を見込んでいだ従来予想を6億9000万円下方修正し、一転して減益見通しとなる。夏場の猛暑など天候不順が響き、主力の焼き肉事業で客足が伸び悩む。人件費や物流費などのコストもかさむ。

売上高は2億円下方修正し、前期比9%増の386億円を予想する。物価高で消費者の節約志向も強まり、焼肉店の既存店売上高が当初計画を下回る。集客力の高い低価格ステーキ店「感動の肉と米」の出店増で増収確保をめざす。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、売上高は前年同期比3%増の181億円、純利益が34%減の5億4000万円だった。

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