
九州発のディスカウント店、トライアルホールディングス(HD)傘下で総菜の開発を担う明治屋(福岡県田川市)が中村学園大学短期大学部(福岡市)の学生らと組み、弁当を開発した。地元学生の新たなアイデアを取り込み、商品開発に生かす。
今回は、同短大の食物栄養学科の学生と明治屋が組み、トライアル店舗で販売する弁当を開発する「お弁当共同開発プロジェクト」の一環。2023年から始めた産学連携の取り組みで、今回で3度目になる。学生は明治屋の総菜開発担当者と共に、原価の計算から販促物の設計にいたるまで全ての工程に携わった。
福岡市内で19日開いた最終審査で、学生が10〜20代女性向けに開発した「Vegifulタコライス弁当」と、約200グラムの野菜を摂取できる「オモニの気まぐれ韓国風弁当」がともに最優秀賞に選ばれた。それぞれの弁当は改良を検討しながら11月からの約1カ月間、九州エリアのトライアル約140店舗で販売する。
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