
産業用ドローンを手掛けるプロドローン(名古屋市)が欧州へ進出する。6日、愛知県の仲介でフランス南部のオクシタニー地域圏政府と相互協力に関する覚書を締結した。欧州エアバスの拠点があり、航空宇宙関連産業が集積している同地域を足がかりに、海外展開を加速させる。
プロドローンの戸谷俊介社長は締結式で「いずれは地雷探知ドローンなどをアフリカに輸出したい」と話した。まずはオクシタニー地域圏に拠点を設け、連携できる企業を探したい考えだ。オクシタニー地域圏議長のキャロル・デルガ氏は「プロドローンと現地企業の技術の相乗効果で、産業の発展が期待できる」と述べた。
愛知県はオクシタニー地域圏政府と2018年に相互協力の覚書を結び、航空宇宙産業分野などで交流を続けてきた。
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