ライフコーポレーションは7日、ネットスーパー専用の配送センターを2027年秋をめどに横浜市で開設すると発表した。イトーヨーカ堂が運営していたネットスーパーの施設を取得した。取得額は非公表。
31年2月期までにネットスーパーの売上高を1000億円まで高める計画の一環として開設する。大和ハウス工業の物流施設の1〜3階を使用し、使用面積は約3万6457平方メートル。
今回の拠点を取得したことで、専用の配送拠点から届ける「センター型」に参入する。店舗から配送する従来の方法よりも対応エリアが広がり、取りこぼしていた新規顧客を獲得しやすくなる。店舗の開店時間にとらわれない午前中の配送や定期購買などにも対応する計画だ。
同日開いた決算記者会見で岩崎高治社長は「電子商取引(EC)市場は伸びておりチャンスがある」とした上で「店舗型のネットスーパーではキャパシティーや配送エリアなどが課題だった」と説明した。
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