JR高輪ゲートウェイ駅と高輪ゲートウェイシティ(1月、東京都港区)

JR東日本は7日、3月に開業した新街区「高輪ゲートウェイシティ」(東京・港)について、新たな複合ビルや高級マンションが2026年3月28日に追加で開業すると発表した。ビルにはオフィスや商業施設などが入る。直結する高輪ゲートウェイ駅(同)にはタッチ無しで出入りが可能な改札を設置する。

高輪ゲートウェイシティは25年3月27日に街開きとなり、オフィスやホテル、国際会議場などが入る複合ビル2棟が先行開業した。26年3月にはオフィスや商業施設、クリニックなどが入居する複合ビル1棟に加え、文化創造施設や高級マンションも開業する。

27年春にはJR高輪ゲートウェイ駅を含む品川駅(東京・港)周辺の5駅で、交通系ICサービス「Suica(スイカ)」などでのタッチが不要となる「ウォークスルー改札」の実証実験を始める。実験専用の機器を貸し出し、電波を利用して改札通過を確認する。

JR東は東京・大井町エリアの再開発施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」(東京・品川)も26年3月28日に街開きを予定すると発表した。2棟の高層ビルと広場から成り、オフィスや商業施設、賃貸住居などを備える。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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