スズキ初の軽乗用EVコンセプトモデル「Vision e-Sky」

スズキは8日、乗用車に分類される軽の電気自動車(EV)について2026年度から量産を目指すと発表した。同タイプはスズキにとって初。10月下旬から東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれる「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」でコンセプトモデル「Vision e-Sky」を展示する。販売時期や生産地域などの詳細は現時点では非公表としている。

1回の充電での航続距離は270キロメートル以上としており、ホンダが9月に発売した軽EV「N-ONE e:」の295キロメートルに迫る。「ユニーク・スマート・ポジティブ」をテーマとした。

スズキは2月に発表した30年度を最終年度とする中期経営計画で日本で6モデルのEVを投入するとしている。今回を含め3モデル目となる。

JMSではこのほか、電動二輪車のコンセプトモデル「e-VanVan」やトヨタ自動車とダイハツ工業の3社で共同開発する軽商用EVなども展示する予定だ。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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