米国内の製造業の設備投資が停滞し、OSGは米国事業の売り上げが減った(タップ製品)

切削工具大手のOSGが9日発表した2024年12月〜25年8月期の連結決算は、純利益が2%減の96億円だった。米トランプ政権の関税政策の影響により、米国内の製造業の設備投資が停滞し、米国事業の売り上げが減った。

売上高は前年同期比1%増の1159億円だった。国内ではフラッグシップ(旗艦)モデルの新製品の拡販が進んだ。中国では電子部品や半導体向けが好調だった。25年11月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比3%増の1600億円、純利益は8%増の145億円を見込む。

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