コーナン商事が9日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比5%減の87億円だった。新規の出店費用や人件費の増加が重荷となった。売上高にあたる営業収益は3%増の2650億円。今夏の猛暑でファン付き衣類やエアコン関連製品などの販売が堅調だった。政府備蓄米の取り扱いなどで食品関係の売り上げも伸びた。

26年2月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比2%増の145億円、営業収益は4%増の5236億円を見込む。疋田直太郎社長は「物価高で顧客の消費マインドが低下しており厳しい環境だが、成長戦略をもとに着実に進めていきたい」と話した。

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