チヨダは10日、2026年2月期の連結純利益が前期比66%減の10億円になりそうだと発表した。従来計画(6%減の27億円)から17億5000万円下方修正した。主力のハンズフリー靴「スパットシューズ」以外の商品の売り上げが計画を下回ったことが響いた。在庫削減のための値引き販売も利益を圧迫する。

売上高は前期比11%減の818億円と、6%減を見込んでいた従来予想よりも41億円下方修正した。営業利益は同23%減の17億円を見込む。カジュアルスニーカーの割合を減らし、高単価のランニングシューズを増やすなど商品構成を見直したが、「スパットシューズ」以外の売り上げは計画に1割届かなかった。

同日発表した25年3〜8月期の連結売上高は前年同期比14%減の418億円、純利益は同42%減の9億2100万円だった。

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