
日本で起業する外国人向けの在留資格取得要件に、日本語の能力が加えられることになりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「外国人の起業で資格取得要件に日本語能力追加」を解説します。
Q どんな在留資格が対象なの?
A 「経営・管理」という在留資格です。日本で起業する外国人向けの在留資格でした。
Q 今までの取得要件はどんなものだったの?
A これまでは「資本金500万円以上」か「2人以上の常勤職員を雇う」といった要件を満たせば取得できていました。
Q どうしてルールが厳しくなったの?
A 日本でいわゆる「ペーパーカンパニー」を設立し、移住目的でこの在留資格を取得する外国人が出ているとの指摘があったためです。
Q 新しい要件はどんな内容かな。
A 資本金が3000万円以上、3年以上の経営経験、1人以上の常勤職員の雇用に加え、申請者か常勤職員のいずれかに「自然なやりとりができる程度の日本語能力」が求められるようになりました。
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