けんちんまんを手にする大井川和彦知事(中央)と販売するファミリーマートの関係者ら=水戸市の県庁で2025年10月10日、鈴木敬子撮影

 ご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」一般料理部門で第3位だった茨城県常陸太田市の「けんちんまん」が、14日から北海道、東北、関東地方のファミリーマート計約7000店舗で販売される。

 けんちんまんは同市の地元有志「Go!郷!会」が開発したメニューで、けんちん汁の具を中華まんで包んだ一品。商品化にあたって同会が監修し、けんちん汁の具材感や味わいを再現した。ダイコンやニンジンなど4種の野菜とこんにゃく、豚肉などが入り、しょうゆやみその甘みとコクが楽しめる。販売は11月10日までで、1個178円(税込み)。ファミリーマートによると、野菜を大きめにカットし食感を残したほか、あんを包む生地とのバランスにもこだわったという。

約7000店舗のファミリーマートで販売される「けんちんまん」=水戸市の県庁で2025年10月10日、鈴木敬子撮影

 10日に県庁で試食会が開かれ、けんちんまんを味見した大井川和彦知事は「とてもおいしい。一度食べたらみんなやみつきになるのでは」と話した。21日からは関東地方の店舗で県産ダイコンを使った「みそけんちんうどん」など4品も販売される。【鈴木敬子】

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