DiDiの配車アプリ

ソフトバンクなどが出資するDiDiモビリティジャパン(東京・港)は14日、山形県など3県の一部地域で新たにタクシーの配車サービスを始めたと発表した。ソニーグループ系のS.RIDE(エスライド、同)も同日、配車アプリを熊本県の一部地域に対応させたと発表した。2社の対応エリアはそれぞれ計25都道府県、計11都府県となる。

DiDiが追加したエリアは3県。山形県尾花沢市や大石田町、鹿児島市の一部、熊本市や熊本県合志市、菊陽町などでサービスを始めた。エスライドは新たに熊本市や大津町などでタクシーを配車する。

配車アプリ大手は対象エリアの拡大を進めている。最大手と目されるGO(同)は10月中に全都道府県でのサービス提供を予定する。米ウーバーテクノロジーズ傘下のウーバージャパン(同)も計37都道府県で展開。10月中に秋田県を追加し、年内に全都道府県への展開を目指している。

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