最先端デジタル技術の国際展示会「シーテック2025」が14日から4日間の日程で、千葉市の幕張メッセで開幕した。国内外合わせて810の企業・団体が出展。人工知能(AI)を活用した製品を展示する企業は全体の半数以上に増えた。
主催する電子情報技術産業協会(JEITA)の漆間啓会長(三菱電機社長)は開幕式典であいさつし、「最新技術の披露にとどまらず、テクノロジーが社会や暮らしをどのように豊かにするのか実感することができるはずだ」と語った。
出展した企業は、AIを用いて人の暮らしを便利にする製品やサービスをアピールした。三菱電機は空調や照明との連携で最適なオフィス環境を構築。日立製作所は製造などの現場で作業手順の判断を手助けするAIを披露し、シャープは日常の話し相手になるポケットサイズのロボットを展示した。
スタートアップ(新興企業)や大学は過去最多の232社・団体が出展。海外からは29カ国・地域の156社・団体が参加した。10万人超の来場を見込む。
開幕した最先端デジタル技術の国際展示会「シーテック2025」=14日午前、千葉市の幕張メッセ
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