くら寿司、山形市の店舗で迷惑行為　「実行者特定し警察に相談」

くら寿司は14日、山形南館店（山形市）の来店客が店舗内で迷惑行為を撮影した動画をSNS上に投稿した事実を確認したと発表した。既に実行者を特定し「警察に相談した」としている。来店客がレーン上のすしを触るなどの迷惑行為をしているとみられる動画がインターネット上に拡散していた。

11日までに状況を把握し、実行者の特定に至ったという。回転ずし大手を巡っては、2023年に迷惑行為が相次いで発生した。くら寿司は同年に人工知能（AI）で不審な行為を検知するシステムを全店で導入したほか、卓上のしょうゆなどを来店客が入れ替わるごとに交換するといった対応を進めている。

くら寿司は迷惑行為について「許される行為ではなく厳正な対応をする」と説明した。そのうえで「すべての備品を消毒するなどの対応策を今後も続ける」としている。

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