ウイスキーの木樽で熟成したビール㊨と通常のビール(14日、東京都渋谷区)

サッポロビールは15日、ウイスキーの樽(たる)で熟成したビールを発売する。スコッチウイスキー「デュワーズ12年」の製造で使った木樽を用い、まろやかな香りと奥深い味わいを実現した。自社の醸造所「YEBISU BREWERY TOKYO」(東京・渋谷)で提供する。販売数量は300リットルを予定している。

バーレーワインタイプのビール「Key of the Night(キーオブザナイト)」を熟成して提供する。アルコール度数8.5%で、ホップ香が特徴だ。価格は1杯1800円。熟成する前のビールと飲み比べできるセット(2800円)も用意した。

デュワーズは酒類大手バカルディ(英領バミューダ諸島)が展開するブランド。サッポロは2011年から、国内の酒類事業でバカルディと業務提携している。

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