U-NEXT HOLDINGSが14日発表した2025年8月期の連結決算は、純利益が前の期比20%増の183億円と過去最高だった。動画配信サービス「U-NEXT」の会員数が増加したほか、夏の猛暑の影響もあり、契約の伸びた電力小売りも好調だった。
売上高は20%増の3904億円と、9期連続で過去最高を記録した。動画配信サービス「U-NEXT」を提供するコンテンツ配信は、有料会員数が11%増え494万人になった。海外サッカーの試合を視聴できるオプションサービスも伸びた。営業利益も8%増の315億円と、同じく9期連続で最高だった。
26年8月期は売上高が前期比9%増の4240億円、純利益は1%増の185億円を見込む。動画配信で会員数がさらに伸び、電力小売りも契約が増える見通し。
同日、30年8月期を最終年度とする新たな中期経営計画も公表した。30年8月期の売上高目標を前期比54〜65%増の6000億〜6450億円に据えた。純利益も33〜55%増の245億〜285億円とする。動画配信の有料会員数は630万人を超す計画になっている。

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