投資信託協会が14日発表した9月の投信概況によると、上場投資信託(ETF)を除く公募株式投信の設定額から解約・償還額を差し引いた純資金流入額は前月比5542億円増の1兆2554億円で5カ月ぶりに1兆円を超えた。海外株式で運用する投信を中心に資金の流入が続く一方で、国内株式型は5カ月連続で流出超だった。
ETFを除く公募株式投信の純資産残高は株高を背景に前月比5兆6900億円増の159兆9926億円だった。4カ月連続で過去最高を記録した。
公募投信全体の残高は前月比で9兆5265億円増の276兆8189億円だった。私募投信では1兆6397億円の資金が流出し2018年5月以来の高水準となった。短期金融市場で運用するファンドからの流出がみられたという。
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