2023年に開催されたジャパンモビリティショーの様子

日本自動車工業会(自工会)は15日、10〜11月に東京都内で開催する「ジャパンモビリティショー2025」の詳細を公表した。スズキの軽「ジムニー」初代モデルなどの旧車・名車を約30台展示する。国内新車販売台数が減少するなか、自動車メーカーが協力してモビリティーの魅力を発信する。

過去最多の517の企業・団体が参加する見通し。完成車メーカーからはホンダや日産自動車などの日本勢に加え、海外からは中国・比亜迪(BYD)なども参加する。自動車関連のスタートアップ企業も100社以上が集まる。

イベントの目玉として、国内の自動車メーカーが中心となって旧車や名車を合同で展示する。「タイムスリップ・ガレージ」と題し、年代別に車両を配置する。日産は旧プリンス自動車工業の「スカイライン2000GT」、トヨタ自動車は90年代に発売したミニバン「エスティマ」などを展示する。

自工会が主催する「未来モビリティ会議」では片山正則会長(いすゞ自動車会長)が登壇するほか、副会長のトヨタの佐藤恒治社長や日産のイバン・エスピノーサ社長らが「クルマ愛」をテーマに愛車や思い入れのある車を紹介する。

ジャパンモビリティショーは10月31日から一般公開される。チケットは前売り券が2700円、当日券が3000円で高校生以下は無料で入場できる。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。