ニューヨーク証券取引所のトレーダー=17日(ロイター=共同)

 17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比238・37ドル高の4万6190・61ドルで取引を終えた。米国と中国の貿易摩擦を巡る懸念が後退し、幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。

 トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席と2週間後に会談する予定だとし、対中関税発動の回避を示唆。貿易摩擦の緩和に向けた関係改善への期待が高まった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、117・43ポイント高の2万2679・97だった。

 個別銘柄では、金融・旅行のアメリカン・エキスプレス、ITのアップルの上昇が目立った。建設機械のキャタピラーは売られた。(共同)

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