食欲の秋。実りの豊かさを味わう季節ですが、過度な食べ過ぎは肥満の原因になります。肥満をキーワードとするビジネス関連記事を集めてみました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)

ビジネス・クリップ 「ビジネス・クリップ」は日々の記事の中から、ビジネスパーソンに役立つ実践的で、読まれたものを集めたコンテンツです。保存して後から読んでも、移動中に斜め読みしても。あなたのビジネススキルの向上にお役立てください。

「太りにくい」食品は常に人気

カロリーオフ、糖質制限、内臓脂肪を減らす、基礎代謝を上げる――。食品や外食、小売店にとって、こうした「太りにくい」キーワードは消費者への訴求効果が高く、新しい商品の開発が続いています。

  • ・ファミリーマート、健康に配慮した食事セット提案 まず社内向け
  • ・日清食品の「完全メシ」米国上陸 減量薬ユーザーに焦点
  • ・「味ひとすじ」の永谷園、「味なし」おかゆで狙う名脇役
  • ・タニタ、国分グループと冷凍弁当 健康ランチを職場に
  • ・菓子各社がグミ増産 ロッテ4倍、ノーベルは100億円投資
  • ・サントリーBF、機能性表示の「水」 内臓脂肪の減少うたう

生活をアプリで管理

高血圧、糖尿病、脂肪肝や動脈硬化。肥満は多くの生活習慣病に関連し、危険性の高い病気の発症リスクを高めます。毎日の生活管理の利便性を高めるため、アプリを活用する動きが広がっています。

  • ・メタボ・うつ病…アプリで治す 厚労省、「処方箋不要」のルール整備
  • ・キリンビバレッジ、アプリで健康支援サービス 睡眠や飲酒量を記録

肥満症薬は株価材料

肥満症対策は世界中の医療政策の課題です。株式市場では、減量に効果的な薬の開発・販売が注目テーマになっており、製薬会社の株価に反映されています。

  • ・中外製薬、ロシュから肥満症薬の開発・販売権取得 日本で
  • ・米イーライ・リリーCEO、「27年にも新型肥満症薬」 重症者の増加で

賛否両論も

健康面ではデメリットが多い肥満ですが、多様性の観点からはネガティブな周囲の反応への批判もあります。外見のみを重視して人を判断したり、容姿を理由に差別したりする、いわゆる「ルッキズム」の議論です。脂肪吸引手術やオーバーサイズで発生する追加料金なども賛否が分かれています。

  • ・ブラジル、割れた腹筋求め美容手術数世界1位 筋肉は富の象徴か
  • ・米サウスウエスト航空、「座席からはみ出る乗客」に追加料金
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。