
週明け20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、大幅に反発した。前週末終値からの上げ幅は一時1300円を超えて全面高となり、取引時間中の最高値を更新した。午前10時現在は前週末終値比1164円63銭高の4万8746円78銭。
米中貿易摩擦を巡る過度な警戒感が和らぎ、前週末に米国市場が株高となった流れを引き継いだ。また、自民党と日本維新の会が維新の与党入りを含めた政策協議で合意する見通しとなり、政治の不透明感が後退。幅広い銘柄が買われ、取引時間中としては10月9日につけた4万8597円を超え、最高値を更新した。
21日召集の臨時国会で高市早苗自民党総裁が首相に選出される可能性が高くなり、財政拡張・金融緩和路線の経済政策を進め、景気を押し上げるとの見方が株価を上昇させた。【古屋敷尚子】
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