サーラエナジーは豊橋市で太陽光発電所を併設する蓄電所を開設した(20日)

サーラコーポレーション子会社のサーラエナジー(愛知県豊橋市)は20日、豊橋市で太陽光発電所を併設する蓄電所を開設した。電力系統と太陽光発電からの電力を蓄電する。蓄電所の運営ノウハウを確立することで、製造業を中心とした工場内での再生可能エネルギー活用を促進する狙い。年内にも本格運用を始める。

サーラコーポレーションの神野吾郎社長は同日の開所式で「愛知やその周辺はものづくりのメッカ。企業へカーボンニュートラルな提案をしていくきっかけとして活用したい」と語った。

太陽光パネル世界最大手の中国ジンコソーラーのリチウムイオン電池を使用する。出力は1999キロワットで容量は7520キロワット時。一般家庭の600〜700世帯分の電力使用量をまかなえる。比較的小規模な蓄電所に太陽光発電を併設することで、地域の工場が取り入れやすいモデルを目指す。

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