ダイハツ工業は20日、2027年度までにデジタルトランスフォーメーション(DX)人材を3000人育成すると発表した。販売台数などのデータを加工分析したり、生産ラインの異常検知ツールを開発したりできる人材を育てる。内製した学習コンテンツも活用し、工場の生産性向上などにつなげる。
25年度末までに1000人の育成を目標としていたが、今月前倒しで達成したことから新たな目標を設定した。
社内規則の検索などに活用できる独自の生成AI(人工知能)を開発しており、現在は社員の6割程度が活用している。将来は9割以上の社員が日常的に使える体制を整える。
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