永沢工機が福島市内に建設する新工場のイメージ=同社提供

精密板金加工の永沢工機(福島市)は20日、同市内に新工場を建設すると発表した。世界的に需要が伸びているエックス線による食品の異物検査装置を、ステンレス加工から組み立てまで一貫生産する。同日、市と立地協定を結んだ。

新工場は東北中央自動車道の福島大笹生インターチェンジ(IC)に隣接する工場団地に建てる。敷地面積は7271平方メートルで、投資額は約6億700万円。操業開始は2027年6月の予定で、18人の従業員が働く。

同市は福島大笹生ICの周辺に工業団地を造成している。今回、同社が立地するのは第2期の工業団地で、立地が決まった企業は初めて。

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