アマゾンは、およそ3200基の人工衛星を使ってインターネットに接続できない地域の解消などを目指す計画を掲げています。

総務省では、サービス開始に必要な技術面の審査や省令改正などを今年度中に終える方針で、早ければ来年度から国内でアマゾンの衛星通信サービスが始まる見通しとなりました。

また、楽天モバイルはアメリカのスタートアップ企業と連携し、来年から衛星とスマートフォンをつないだサービスを始める計画で、総務省は近く、検討会を立ち上げ、技術的な課題などを議論することにしています。

このほかKDDIは、アメリカの宇宙開発企業・スペースXが手がける衛星通信網「スターリンク」と、スマートフォンをつないだサービスをことし4月から始めていて、企業の間で人工衛星の活用によってこれまで圏外だったエリアでも通信サービスを提供しようという動きが広がっています。

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