
そごう・西武は22日、三越伊勢丹ホールディングス出身の牧野伸喜氏(63)が執行役員副社長に11月1日付で就く人事を発表した。牧野氏は三越伊勢丹の常務執行役員や旗艦店の三越日本橋本店の店長を歴任した。取締役執行役員副社長のダヴィデ・セシア氏は続投し、副社長は2人体制になる。
そごう・西武には11月1日付で入社する。ダヴィデ氏が主に高級ブランドや宝飾・時計領域の商品政策を、牧野氏は食品や衣料品などの領域を担うほか、店舗の業務改革などを担当する。
牧野氏は1984年に三越(現三越伊勢丹HD)に入社した。三越と伊勢丹が経営統合した2008年4月からは、営業政策部の店舗計画部長を務めた。19年から三越日本橋本店の店長、21年から新潟三越伊勢丹の社長も務めた。
そごう・西武では西武池袋本店(東京・豊島)で大規模な改装が進行しているほか、従業員1人で複数業務を担う「多能工化」などの業務改革を各店で進めている。
牧野 伸喜氏(まきの・のぶき)1984年(昭59年)立教大経卒、三越(現三越伊勢丹ホールディングス)入社。2014年仙台三越取締役、16年三越伊勢丹執行役員、21年新潟三越伊勢丹社長、24年三越伊勢丹ホールディングスシニアアドバイザー。東京都出身。63歳【関連記事】
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