決算会見に臨む光世証券の巽大介社長(23日、大阪市)

光世証券が23日発表した2025年4〜9月期の単独決算は、税引き損益が4100万円の黒字(前年同期は2億5300万円の赤字)だった。保有する有価証券の時価が上がり4〜9月期では2期ぶりの最終黒字を確保した。売上高に当たる営業収益も前年同期比55%増の4億6700万円と伸びた。

日経平均株価が21日に4万9000円台の史上最高値をつけるなど、足元の株式市場は活況だ。先行きについて、巽大介社長は「日本株の実力はこの程度ではない。国内の家計に占める有価証券の比率はまだ低い」と指摘している。

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