ディー・エヌ・エー(DeNA)は23日、プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」の観戦チケットの購入システムを開発すると発表した。2026年10月に始まる26-27シーズンから使えるシステムをつくる。リーグの運営法人と提携契約を結んだ。

チケット購入だけでなく、各チームのファンクラブ登録や、リセールなども同じプラットフォームでできるようにする。チームによって複数あった販売チャネルは原則、新しいプラットフォームに統一する。おすすめの席や空席確認が簡単にできるよう工夫し、海外からの訪日客や初めて観戦するファンが手軽に買えるようにする。

情報を一元化し、リーグの運営法人や各チームの効率的なマーケティングを支援する狙いがある。DeNAはチケットの販売数量に応じた収益を受け取り、保守運用やカスタマーサポート、機能追加なども担う。

DeNAはバスケのプロチーム「川崎ブレイブサンダース」やプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」を傘下に持つ。ベイスターズの集客を増やした手法や観戦アプリの運用実績などが運営法人から評価され、開発元に選ばれたという。同法人はリーグの再編に取り組んでおり、同時にシステムも刷新する。

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