長野県信用組合(長野市)が24日に発表した2025年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比4%増の66億円だった。国債の売却益の増加などが寄与した。本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は微減の42億円だった。有価証券利息配当金は増加したものの、預金利息や人件費などの費用も増加した。

預金残高は特別金利を付けた個人向けの定期預金などにより、24年同期末比3%増となる1兆250億円だった。貸出金残高も新規取引先の開拓を引き続き進めたことなどから4%増の3511億円となった。

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