大型の総合ディスカウント店「SUPER CENTER PLANT(スーパーセンタープラント)」を運営するPLANTは24日、2026年9月期の税引き利益が前期比14%増の15億円になる見通しだと発表した。総菜やベーカリーで独自性を出しつつ、販売を増やして粗利益率を改善する計画。9月に就任した三ツ田泰二新社長のもと、売り場の改革に着手する。

売上高は1%増の990億円、営業利益は10%増の22億円になりそうだとした。日本一の唐揚げを競う大会「からあげグランプリ」で金賞を受賞した唐揚げなど、独自性を出せるできたての総菜やベーカリーの販売時間や売り場を拡大し、粗利益率の底上げを目指す。セルフレジの増大や売り場の見直しで販管費率の低減にも注力するとしている。

同日発表した25年9月期の単独決算は、売上高が1%減の977億円、営業利益が6%減の20億円だった。節約志向に伴う低価格競争や人件費などのコスト上昇が利益を圧迫した。三ツ田社長は記者会見で「下期の4〜9月にかけては原価交渉や商品選定の見直しで増益を確保している」と説明した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。