
京王電鉄は27日、2026年1月末に営業運転を始める新型通勤車両「2000系」を若葉台車両基地(東京都稲城市)で報道陣に公開した。ベビーカーや車いすに対応する大型フリースペースを設置。省エネルギー性能を高めた新型VVVF(可変電圧可変周波数)インバーター制御装置を採用し消費電力を削減する。
丸みのある外観の2000系は5号車の約半分に「ひだまりスペース」の愛称をつけたピンク色のフリースペースを設けた。ベビーカーなどの利用に配慮し、子育て世代をはじめ幅広い年齢層の利便性を高める。
27年3月までに10両4編成の計40両を順次導入する計画。新型VVVFにはフルSiC(炭化ケイ素)素子を採用し、省エネ性能を同社の7000系車両より約20%向上させたという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。