
横浜ゴムは27日、メキシコ・アグアスカリエンテス州で自動車用ホースを生産する工場を拡張すると発表した。既存工場の隣接地を取得し建屋を建設する。敷地面積は現状の2.2倍の5万9000平方メートルとなり、2026年10〜12月に操業を始める。主力のタイヤ事業以外の収益源を拡大する。
自動車用ホースは車のエアコン向けや、トランスミッション(変速機)のオイルを冷やすために利用される。
横浜ゴムは中期経営計画の中で、非タイヤ事業の成長軸の一つにホース配管事業を位置づける。同工場は北米市場向けの主力拠点で、さらなる拡張も視野に入れているとしている。
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